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誰でもできるクロマキーが生活を変える! [IT全般]

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最近、石井先生の影響で、「クロマキー」に興味を持っています。

「クロマキー」というのは、ブルーやグリーンの背景の前で撮影した映像を他の映像と重ねると、ブルーやグリーンの部分が抜けて合成されるという技術で、テレビ番組などで時々使われていますので、ご存知の方も多いかもしれません。

昔「電波少年」という人気番組があって、背景の前に、顔だけ浮かび上がっていましたが、それがクロマキー合成です。

クロマキー自体は、ずいぶん前からある技術ですが、今は、テレビ局だけでなく、普通の人でも、わりと簡単に使えるようになりました。

例えば、アップルの出しているMacBookというパソコンを購入すれば、iMovieという映像編集ソフトが無料で付属しています。

それを使えば、誰でもクロマキーが簡単にできてしまいます。
 
 


私のテーマは、「病床生活のクロマキー」です。

あまりベッドで寝ながらクロマキーをやっている人は、いないのではないでしょうか(>_<)

私自身、寝たきりというわけではないのですが、持病が良くないときなどは、ベッドで過ごすことも多々あります。

そういった病床の状態に、クロマキーが、どういう効果をもたらすかに関心を持っています。
 
 

持病が悪くなると、一番、制限されるのが、外出することです。

逆に言うと、外出さえしなければ、わりと元気で、家で仕事もできる状態も多いのです。

そういった状態の時に、どこまでのことができるのか、これからの高齢化社会に向けても面白いテーマだと思っています。



これまでにも、スカイプやフェイスタイムを使った映像中継を使うことによって、家にいながらも、別の場所で行われている打合せに参加したり、先生の講演のお手伝いをさせていただいたりということをやってきました。

それでは、そういった中で、クロマキーは、どういう効果をもたらすのでしょうか。



一番感じるのは、そこに行っていなくても、そこに入り込んだような感覚になれることです。

もちろん、本当に行った「体験」とは違うのですが、映像中継で家から、そこを見ているという感覚とは明らかに違います。

このへんは、体験してみないと、なかなかわからない感覚なのですが、見ているのと自分が入りこむのでは、大きく違います。

例えて言うとXboxWiiというゲームでアバターを作れる機能があります。

そのアバターがゲームの中で、自分と同じように動くことによって、そのゲームへの没入感が高まります。

私自身、Xboxでディズニーのゲームを娘としているのですが、テレビ画面の中に本当に入り込んだような感覚になります。
それと近いような感覚が、クロマキーでも、得られているのではないかと思っています。

だから、テレビ番組で行われているクロマキーは見ていても面白いですが、実際に自分で体験すると、もっと面白いに違いないと思うようになりました。



また、病床の時にクロマキーを使う効果は、他にもありそうです。

例えば、ベッドの上にいながら、中継を使って、観光地を訪れ、その後、その観光地の映像に自分が合成されていれば、その場所に行った感覚は、より高まるはずです。

そういった病床の際の観光のようなことも考えられると思います。

また、病気によっては、服装が制限されたり、まわりの環境が医療機器に囲まれるなど、映像だとしても外に出ることを躊躇するということもあると思いますが、クロマキーにしてしまえば、そこには好きなものを合成することもできます。

これまではテレビ局のような大きな会社じゃできなかったような、こういった技術が、普通の人が誰でも使えるようになったことに、大きな変化の兆しがあるのではないでしょうか。



実際に石井先生と行った実験の様子です。

最初は、ブルーの布をユザワヤで買ってきて、洗濯ばさみで挟んで使ってみました。
 
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外で使う時には、どこかにかけて使うので、布は非常に便利だったのですが、ベッドで使うとシワが出来てしまって、そこがクロマキーをしたときに、影になって、あまり良くありませんでした。
 
 

そこで、次は、ポスターを貼る大きなボードを東急ハンズで買ってきまして、そこに大きな色紙を乗せて使っています。
 
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これだとシワができないので、綺麗にクロマキー合成ができることがわかりました。

ただ、問題は、照明です。

ベッドに上を向いて寝ているので、天井の蛍光灯が真正面にあるのですが、それをつけると、すぐ後ろにある色紙にくっきりとした影が映ってしまいます。それに、上を向いた状態ですので、長時間、やっていると眩しく感じます。

ベッドサイドの電器をつけても、こちらは横からの光になりますので、色紙に映る影が、より大きくなってしまいます。

いろいろやってみて、一番良かったのは、自然光でした。

窓から入ってくる自然光だと乱反射しているので、影が一番薄くなり、綺麗に撮影することができます。

あらためて太陽の偉大さを感じました。

ただ、自然光の場合、当たり前ですが、天候に左右されますし、そもそも夜は使えません。

照明に関しては、もう少し、いろいろと工夫してみようと思っています。



続いては、普通に座って行うバージョンです。

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こちらが一番手軽に行えるでしょうか。

そのままボードを立てて、色画用紙を洗濯ばさみで止めてあるだけです。

しゃべったりするのは、体は起こしているほうが自然にできると思いました。


普通の人が普通に使えることが前提ですので、あまり高価なものは使わずに、なるべく手元にあるものや安いものを使って、いろいろとやってみようと思っています!



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