SSブログ

音声入力と要約AIの組み合わせが新しい文章アーカイブを可能にする。 [IT全般]


音声入力で文章入力するためのアプリ「UDトーク」を紹介している。これまでの音声入力と大きく違うところは、句読点を自動的に入れてくれる。要約をしてもらうと大事なところを残して後の冗長な部分を消してくれる。


UDトークというアプリがあります。これは音声入力で文章入力するためのアプリですが、これまでの音声入力と大きく違うところは、句読点を自動的に入れてくれるところです。これまでの音声入力では、一々句読点を言葉で言わなければならなかったのですが、それがなくなっただけで、入力しやすくなりました。そのおかげでプレゼンテーションのときに、そのままリアルタイムで字幕を出すということもできます。(いや、そのためのアプリです。)ただ、どうしても100%完璧というわけではないので、修正は必要になってきます。
自分の言葉で音声入力をするときも、句読点がなくなっただけで、入力しやすくなりました。最近は、1人で車に乗っているときに、書きたかったけれども書く暇がなかったことを音声で喋って入力しています。今までは頭の中にはあるけれども、文章化して外に出す暇がなかったものも、別の時間を使って出力することができるようになりました。
それを、保存しておくだけでもいいのですが、できれば、活用していきたいと思います。そのときに便利なのが要約をしてくれるAI(文章要約サービス タンテキ https://ai-tanteki.com/app/search)です。自分の言葉で喋った入力はどうしても冗長になりがちです。細かい修正は自分でしなければなりませんが、全体を見て冗長な部分を直すという作業は大変です。ところが最近、要約をしてくれるAIが出てきたので、それに要約をしてもらうと大事なところを残して後の冗長な部分を消してくれるのです。だいたい80%くらいにすると冗長な部分が消えて、読みやすくなります。文章の内容にもよりますが、あまりに要約をしてしまうと、言いたいことが消えてしまったりもするので、その辺は調整が必要です。簡単にパーセントで設定できるので、要約率を変えて読んでみて、内容が変わらないところまで要約していきます。
このように簡単に文章化することができるようになったのは、非常に便利だと思います。ある程度読める文章にできれば、それをブログにアップして他の人に見てもらうこともできますし、誰かに伝えやすくもなります。これまでは自分の記録として大量に残っていたアーカイブをそれを使うことによって、他の人とのコミュニケーションに使える道具となってくれます。
別の要約AI(ELYZA DIGEST https://www.digest.elyza.ai/)を使えば3行にに要約することもできます。大量の長い文章を、そのまま保存しておいても一覧性が悪く、見返せないのですが、3行に要約した文をサマリーとして並べておくと、見やすくなります。また、必要があれば、検索すれば、元の文章に戻れます。
これまでは、アーカイブをどう取るかという技術の発展が一気に進んで来ましたが、これからはアーカイブを活用するか、そういった時代になってくると思います。今は、ビックデータなど大きなデータをどう解析していくかというところが進んできていますが、これからは個人の大量のデータをうまく処理していくか。それこそAIの活用というのは、そういう分野にも必要になってくると思います。
要約できるAIも、今は、ある程度ちゃんとした文章に対応しています。これがもっと普段喋ってるような言葉を要約できるようになれば、自分が喋ってる言葉をすべてテキストにして、それを大事なところだけ要約したり、必要なときにアシストしてくれるような仕組みというのは簡単に実現されてくるんじゃないかと思います。自分の思考とAIの思考というものが混ざってくるという感覚はこれからは起こりうると思います。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。