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映像にセキュリティをかける方法 [IT全般]

映像にセキュリティをかけたいというお話しがありましたので、現在、どのような方法ができるのか調べてみました。

ただ、現状では、完全にセキュリティをかける方法はありません。

パソコンやテレビの画面に映せるということは、それをビデオカメラ等で撮影してしまえば、クオリティは別として、映像のコピーは簡単にできてしまいます。

その他にも、さまざまなセキュリティを破るソフト、装置はたくさんありますので、完全なセキュリティをかけることは現実的ではありません。

その用途や予算などに応じて、もっとも良い方法を選択していくことになります。
 

◇DVDにプロテクトをかける

映像の配布を考えた場合、DVDを配布できるならば、DVDにコピーガードをかけて配布するという方法があります。セルビデオやレンタルビデオで使われている方法です。インターネットからの映像配信ですと、高速なインターネットにつながっている必要がありますが、DVDですと回線のないところでも、安価なDVDの再生装置、またはDVDドライブのついたパソコンなどがあれば再生することができます。

ただ、DVDにコピーガードをつけるには専用のドライブとソフトウェアが必要になりますので、通常は、プレス工場でつけてもらいます。この辺は、配布する枚数によって検討が必要です。

パスワード付のDVDというのも作れるようですが、再生環境が制限される上に、専用のソフトをダウンロードする必要があったり再生が不安定などの問題があるようです。

パソコンのみでの再生に限定できるのなら、多くのパソコンで再生可能な形式の動画ファイルにしてパスワード付のZIPで圧縮、DVDに焼き込むという方法も可能ですが、再生の時に解凍してしまうので、解凍したファイルそのものは、いくらでもコピーできてしまいます。


◇インターネットでの映像配信


インターネットで映像を配信しセキュリティをかける方法もあります。

一番、簡易的なものとしては、YouTubeに映像をアップして、その映像を見る人を制限する方法です。

「限定公開」にすれば、動画のリンクを知っているユーザーだけが視聴できます。ただ、動画のリンクを知っていれば誰でも、さまざまな方法(リンクを転送するなど)で動画をさらに別の人と共有できてしまいます。信頼できるグループの間だけでの共有でしたら、この方法が、もっとも手軽です。

また、非公開動画にすれば、自分自身と、自分で選んだユーザーだけが視聴できます。その場合、視聴ユーザーは、Google+ を使ってコントロールするので、見る人は、必ずGoogle+ に登録することが必要になります。

多少、コストがかかってもいいなら、セキュリティのかかったストリーミングによる動画配信をサービスしているシステムを使うことも選択肢のひとつです。こちらですと、ユーザーIDやパスワードを自分で管理することができます。月額で、30,000円~サービスが提供されているようです。


もっとコストをかけることができるようでしたら、独自のシステムを構築することも考えられますが、かなりの高額になってしまいます。



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